CDが付加価値?

紅白の話がちらほら出始めてるけど、その話はまた後日。

最近のオリコンチャートの枚数が低いのはご存知のこととして、
ちょっと思ったことを書く。
今のCDチャートは、固定ファンの強いアーティストが強い傾向がある。だから、年間TOP10とか言いながら全然わからない曲も結構あるわけで。ライト層は着うたフルとかで買ってしまうのもあるだろうけど。
以下長文
邦楽、洋楽問わずCD売上が減っているけど、リスナーの人数は減っていないと感じている。それはフェスやライブのチケットのSOLD OUTが多いことで感じ取れると思う。
実際、動画投稿サイトで邦楽、洋楽聴いてこのアーティストがいいと思ったらライブに行くという人も増えてる影響かなと思ってる。どんなアーティストだろうって思ったら検索するだろうし、それでよかったら行くって感じだろう。

では、タイトルにある話。CDが付加価値?って書いたのは、チャートで話題になってるAKB48の売り方である。
この売り方はCDを買うと握手会が特典についてくるという、アイドルにはよくある商法だろう。しかし、そのやり方が異常だと批判されている。CDの販売自体は3種類らしいのだが、握手会の日程とかメンバーが選べたりとかいろいろあるらい。(このへんは詳しくないのでわからん)
批判記事はよく目につくので、この記事では批判はやめておく。
じゃ、なんでこういう商法が成り立つかといえば、おそらくライブ感を感じたい人が多くなってるからだと思う。CDの音はある程度は調整できるし、口パクだとしてもアーティストのパフォーマンスを生で見たい人というのも多いからだろう。
CDの特典がイベント参加券だとそのアーティストに直接会える。そして、最大でも1000人規模の箱でやるわけだからライブ感を身近に感じることができる。その上、参加券が抽選だったりするとどうしても行きたい人はCDを大量枚数買うわけだし、そりゃ枚数跳ね上がるよねっていう話。特定のファンが買っているとは言ってもある程度は売れてないとこんなにはならないだろうけど。
DVD付きCDとかも出てるけど、ライトユーザーにCDの価値なんてほとんどなくなってる気がする。むしろCDについてくるDVDとかイベント参加券のためにCDを買うパターンにこれからなっていくんじゃないかと思ってる。